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おすすめオーガニックキャットフード3選!無添加がおすすめな理由

猫のごはん オーガニック

おすすめのオーガニックキャットフード紹介

猫はたくましいようで、意外に体調を崩しやすいデリケートな一面もあります。飼い主さんも心配になってキャットフードを変えてみたりと試行錯誤している方もいるのではないでしょうか。

もうすでに知っているかもしれませんが、安心安全なキャットフードの代表格としてオーガニックキャットフード、無添加キャットフードがあります。

まずは当サイトでおすすめのオーガニックフードをご紹介します。

YARRAH(ヤラー)

YARRAH(ヤラー)」は当サイトで最もおすすめのオーガニックキャットフードです。

ヤラーはオーガニックの原材料の割合が高く、キャットフードに使われる動物のエサもオーガニックにするほどこだわって作られています。

そのため価格は他のキャットフードに比べるとかなり高いですが、キャットフードの原材料や製造工程だけでなく輸送や保管の管理も徹底されているため、フードの製造以外の面で見ても安全性の高いキャットフードと言えます。

defu(デフ)

defu(デフ)」は、最も安全基準の高いドイツで作られた100%オーガニック素材を使用したキャットフードです。

その中でもデフは、世界で最も厳しいと言われる有機認証機関「デメター」の直営会社から販売されているキャットフードで、公式サイトを見ても原材料から製造までのこだわりに自信があることがわかります。

FORZA10(フォルツァ10)

FARFARZA10(フォルツァ10)」は肉がメインであることが多いキャットフードの中で、科学物質や遺伝子組み換えの影響が少ない「魚」をメインに使ったフードで、イタリアが原産国のキャットフードです。

フォルツァ10は上の2つのオーガニックフードよりも取り扱いのある店舗が多く、ペットショップや動物病院に出向いて購入するなら手に入りやすいオーガニックフードです。

オーガニック・無添加の基礎知識

無添加とは

無添加とは、添加物を何も使用していないことです。つまり食べ物に対して余計な物を配合することなく作り上げられたものです。

添加物の例として、

  • 酸化防止剤
  • 保存料
  • 着色料

などが挙げられます。

このような添加物の中には発がん性が認められているものもあり含まれていて良い物とは言えません。しかしペットフードには人間に使用できない添加物でも規制の範囲内で添加できてしまうことがあります。

もちろんこうした添加物は動物にとって無害であると考えられた範囲内での添加が認められており、摂取したからといってすぐにガンや病気になるわけではありません。

しかし愛猫を家族同然に考えているなら「発がん性が認められているものを愛猫には与えたくない」と考える飼い主さんの方が多いと思います。無添加であるということは、猫の安全を守ることにつながります。

オーガニック(有機)とは

オーガニック(有機)とは、原材料に化学薬品や農薬などが一切使われていないだけでなく、自然栽培、自然飼育した肉や野菜のみが使われている食品ということです。

オーガニック食品で販売されている物は厳しい基準をクリアしてきた物なので、オーガニックは無添加で作られた食品よりさらに安全性の高いと言えます。

自然栽培や自然飼育(オーガニック)が100%安全だというわけではありませんが(天変地異や未知の土壌汚染があるなど避けられないリスクはある)、最大限リスクを避けられるという意味では有機(オーガニック)キャットフードを用いることが最も安全だと言えるでしょう。

オーガニックフードのメリット

オーガニック、無添加のキャットフードのメリットをまとめると、

  • 猫の健康を損なう成分が入っていない
  • 国や団体の基準をクリアしている
  • キャットフードの安全への意識が高い
  • アレルギーが改善されることがある

オーガニックにするキャットフードへの意識の高さ

猫の健康を損なうフードが出回っていることもあるほどペットフードへの安全意識が低い日本ですが、「オーガニック」と名乗っているキャットフードは、国や団体のオーガニックの基準をクリアしなければならないため、メーカーのキャットフードへの意識は他のメーカーより高いと言えます。

アレルギー改善に役立つ

無添加やオーガニックキャットフードが選ばれる大きな理由のひとつには、アレルギー改善があります。アレルゲンは食べ物自体にあると考えられがちですが、原材料に含まれる添加物や農薬、化学薬品に過剰に反応してしまう猫がいます。そのような猫の場合、オーガニックにすることでアレルギー反応が出なくなったケースも見られます。このようなケースでは愛猫を助ける唯一の手段ともいえます。

オーガニックフードのデメリット

オーガニックフードのデメリットとしては、

  • 高価格
  • 原材料が限られる
  • 食いつきや栄養バランスについては話が別

このようなことが挙げられます。

オーガニックフードは価格が高い

まず真っ先に挙げられるデメリットは、価格が非常に高いこと。

原材料に農薬や化学薬品は使用しないため栽培や動物の飼育には非常に手間も時間もかかり、キャットフードの原材料価格が非常に上がります。原材料が高ければ当然、できあがったオーガニックキャットフードの販売価格も上がるため、結果オーガニックフードは高いというデメリットが発生してしまいます(物によっては通常のキャットフードの倍近くするものも)。

オーガニックは原材料が限られる

一概に悪いこととは言えませんが、オーガニックキャットフードは使用できる原材料の種類が限られてしまうため、豊富な原材料からの複合的な栄養を得ることはできなくなるデメリットがあります。

原材料が限られてしまう理由としては、オーガニックフードの原材料は栽培や飼育に手間も時間もかかるので、多くの原材料をオーガニックで定期的に大量に生産するのは非常に困難になります。そのため原材料は、肉類と豆類、芋類など限定されてしまいます。

フードの原材料の安全性が分かるだけ

オーガニックのキャットフードは、あくまで「使用される原材料が安心で安全な物」ということなので、原材料の配分量や栄養バランスを考えられているとは限りません。

もちろんオーガニック原材料使うくらいなので、栄養バランスのことも考えているメーカーさんが多いとは思いますが、オーガニックで原材料が安全だからといって、必ずしも成分量や製造工程が適切になされているとは限らないということです。

その例として、オーガニックフードは使える原材料が限られているため、猫の消化に良くないと言われる穀物が多めに使われる傾向にあります。

もちろん穀物自体は添加物や農薬も使われていない安全な物といえますが、消化のしにくい穀物が多く含まれているというのは、猫にとってあまり良いキャットフードと言えないかもしれません。

いかがだったでしょうか。オーガニックという表記で、原材料の安全性やアレルギーの改善に役立つことはわかりますが、製造過程や成分量などは別の話になってしまうことを忘れてはいけません。オーガニックフードだからと安心せずに内容量や成分値も確認して選ぶ必要があります。