猫用チーズや手作りチーズレシピを紹介!食品チーズがNGな理由
猫にチーズを与えるメリット
チーズは、動物の乳に含まれる栄養がぎゅっと集まっているので、少量でも沢山の栄養を摂取できます。
- 良質な動物性のタンパク質
- カルシウム
- ビタミン
など猫にとっても嬉しい成分が多く、猫に与えるのは悪いことではありません。
ですが与えるなら人間が食べる食品のチーズではなく、猫用に作られたチーズ、または自宅で手作りしたチーズを与えましょう。
猫用チーズが売られている
おやつとして販売アリ
猫用チーズはペットショップやネット通販から購入できます。
猫のおやつとして販売されており、見た目は人間用のチーズとあまり変わりはありません。
猫用チーズは数百円
価格も数百円で買える物ばかりなので、猫がチーズを食べたがるようだったら、おやつに与えてみてはいかがでしょうか。
簡単!猫用手作りチーズレシピ
猫用のチーズを手作りしている人もいます。チーズを作ると聞くと、一見難しそうに思われる方もいるかもしれませんが、味付けなどがいらない分、予想以上に簡単につくることができます。
準備するものや作り方を紹介しますので、ぜひ猫のために手作りチーズをつくってみてはいかがでしょうか。
準備物
- 無脂肪 or 低脂肪牛乳…500ml~1l
- 酢 or レモン汁…2~3ml
- 片手鍋
- ザル
- ボウル
- 布(濾し布、さらし)
材料はたった二つ。用意する道具も布以外は、すでに自宅にありそうな物です。
布は濾す時に使うので、薄く目の細かい濾し布やさらしなどを用意しておきましょう。少量であればキッチンペーパーで事足りることも。
作り方
- 鍋に牛乳(無脂肪または低脂肪)を入れ弱火で温める
- 温まってきたところで酢かレモン汁を軽く混ぜる
- 弱火のまま7~10分くらい温め続ける
- ボウルの上にザルを置き、ザルの上に布を敷く
- 布の上から鍋の牛乳をざーっと入れ布で放置
- 5分位経ったら布ごと持ち上げ絞って水分をさらに出す
- 水分が抜けたら布の上からぎゅっとまとめる
- ある程度、成形できたら完成
冷めて猫が食べられる温度になったら猫に食べさせてみましょう。
与え過ぎは注意です。おやつなので、主食はあくまでキャットフードを与えてください。
人間用のチーズがNGな理由
猫用チーズや手作りチーズを紹介してきましたが、なぜ人間用に売られている食品チーズは猫に与えてはいけないのでしょうか。
塩分・脂肪分が多い
始めにチーズには沢山の栄養が含まれていると説明しました。しかし食品チーズの中には、塩分や脂肪分もまた多く含まれています。
塩分は猫にとって全く必要ない物ではありませんが、食品に含まれるほどの量は必要ありません。むしろ沢山摂り過ぎることで、体には悪影響になるとも言われます。
また脂肪分もまた、猫の肥満や偏食の原因になるため、高脂肪のチーズは猫にとって良いとは言えません。
猫用チーズや手作りチーズであれば、猫用に塩分や脂肪分の量を控えることができるので、与えても安心だと言えます。