猫の骨折の症状、手術や治療にかかる費用、骨折の予防方法とは

猫は柔らかい体としなやかな動きで様々な危険を回避することができます。そのため、骨折することは珍しいのですが、猫が骨折した原因として考えられるのは、

などが挙げられます。猫は運動神経が良いですが、野生化ではない自宅の方が怪我はしやすいかもしれません。

キャットタワーから寝ぼけて無防備な状態で落ちてしまったり、フローリングやツルツルの生地で滑って転んだり体を強くぶつけてしまったりするのは自宅でも起こりえます。

外に出ることがある猫は、交通事故の心配もあります。また肥満の猫は体重が重くなるので、通常な大丈夫な高さからの落下や運動でも骨折しやすくなります。

犬の場合、前足を骨折することが多いですが、猫の骨折で多いのは骨盤や大腿骨などのだいたい腰の周辺です。

猫は骨折すると、

などの症状や様子が見られます。

猫の骨折と捻挫の症状はほぼ同じのため、猫が骨折しているのか、捻挫しているのかを飼い主さんが見分けるのは難しいです。

捻挫であれば数日様子を見れば自然に治ることが多いですが、捻挫から骨折してしまうケースもあるので、どちらにしても動物病院に連れてみてもらうべきです。

猫の骨折の治療、手術にかかる費用はどれくらいなのでしょうか。

猫が骨折なのか確かめるために行うレントゲンや手術、入院、診療、薬などにかかる費用を見てみましょう。

骨折で手術が必要になると、手術料や入院費で10万円くらいはかかると覚悟しておきましょう。動物病院によっては手術だけで数十万円かかることもあります。

固定だけ、薬だけで様子を見るならかかっても1万円前後といったところです。

あらかじめ猫が骨折しないように予防する方法としては、

などがあります。まず交通事故では骨折以前に命に危険があるので、室内で飼うことをおすすめします。また肥満猫にならないように日頃から運動させることを心がけましょう。

高い場所や滑りそうな場所は万が一落ちたり滑ったりしても危険がないように対処しましょう。