猫のあくびの回数が多いのは普通!あくびの意味と病気の可能性、ストレスについて解説
猫はよく寝る動物として知られていますが、そのマイペースな姿に惹かれて猫を飼い始めたという人もいるのではないでしょうか。
ですが、猫のあくびがあまりにも多過ぎ?何かあくびを沢山してしまう病気にかかってしまっているのでないか?と心配している飼い主さんもいます。
今回はそんな猫のあくびについて、どのような理由と意味があるのかご紹介したいと思います。
猫のあくびが多いのは普通
1匹の猫だけが異様にあくびの回数が多いのなら心配になるのも分かりますが、実は猫は元々あくびが多いです。なので、あくびのし過ぎにそこまで大きな問題はありません。
猫は眠い時、起きた直後、寝る前、ゆったりしている時、元気に動いている時、興奮している時、ストレスを感じている時など、眠くない時でも割といつでもふいにあくびをすることがあります。
人間からすると、あくびは眠い時にするというイメージが強いですが、猫たちは日常的に1日に何回もあくびをしているのです。
あくびにはどのような役割、効果があるのか
あくびについてはまだ解明されていない部分が多く残っていますが、実はあくびをすることは良い効果がいくつもあります。
猫もそれが分かっているのかはわかりませんが、様々な場面であくびをしています。あくびをすることには、
- 集中力を高める
- リラックス効果
- 気分を切り替える
などの効果があると言われています。このような効果があるので、猫達は無意識のうちに元気に活動している時でも興奮状態の時でもストレスを感じている時などでもあくびを頻繁にするようになったようです。
猫に現れるあくび以外の症状で病気かどうかを判断しよう
あくびは病気の症状ではありませんが、猫は強いストレスを感じている時にもあくびが増えると言われます。
もしかするとそのストレスが病気の可能生もあるというわけです。なのでやはり心配だという飼い主さんは、あくび以外の症状や様子を見て病気かどうかの判断をしていきましょう。
例えば、
- あくびをした時の口臭が気になる
- 皮膚や口内に炎症が見られる
- 活発に遊ばなくなった
- 突然動くことが少なくなった
- 様子がいつもと違う
など、あくび以外でも症状や行動で猫に異変が出ているかもしれません。上記のように「あくびが最近急に多くなった」に+αで何かを感じたら動物病院で診察や検査を受けるのがいいでしょう。
いかがだったでしょうか。今回は猫のあくびについて解説しました。基本的にあくび自体に心配はいりませんが、飼い主さんが心配するくらいでしたらあくびの他に様子が違う点があるかもしれません。
いつもよりも注意深く猫の様子を観察してあげましょう。