キャットフードを自動で!猫用の自動給餌器の種類や特徴
自動給餌器の種類を紹介
自動給餌器は、家に誰もいなくても飼い主の代わりに決まった時間に餌を与えてくれる機器です。
普段から家を空ける時間が長かったりする飼い主さんの場合、キャットフードを自動で与えられる猫用の自動給餌器は重宝すると思います。また普段は家を空けることが少なくても、旅行や出張、入院など、緊急時やイレギュラーな時のためにも自動給餌器は持っておくのが安心です。
自動給餌器は様々なメーカーから出ており、機能や特徴も様々です。ざっくりといくつかの種類・タイプをご紹介します。
フードストッカータイプ
自動給餌器の中で多いのがフードストッカータイプです。
フードストッカータイプは、まとまった量のキャットフードをストッカーに入れ、飼い主があらかじめタイマーと1回の食事の量を決めておきます。設定した時間になると、決められた量のキャットフードが皿にザラーッと出てくるので、猫は決められた量を決められた時間に食べることができます。
フードストッカータイプのメリット
- ストッカー(保存器)としても使える
- 補充回数が少なく済む
- 放っていてもしばらくもつ
- 洗いやすい(皿のみ)
- 様々なメーカー・種類がある
フードストッカータイプのデメリット
- 場所を取る
- 与えられるのはドライフードのみ
- 細かい量の設定はできない
- 少なくなると正確な量を出せないことがある
もちろん商品によって多少違いはありますが、基本的にフードストッカータイプの自動給餌器にはこのような特徴・メリットデメリットがあります。
平型回転タイプ
次にご紹介するタイプは、平型回転タイプの自動給餌器です。
平型回転タイプの自動給餌器は、だいたい6~8食分くらいのキャットフードを自分ではかってセットしておき(画像は6食分)、同じようにタイマーを設定します。タイマーの時間になると上の部分がくるっと回転して餌のある器のキャットフードが食べられるようになります。時間が来るとまたくるっと隣のキャットフードがあるところに回転して新しいキャットフードにありつけます。
平型回転タイプのメリット
- 一食の量を細かく決められる
- ウェットフードの給餌も可能(季節や商品による)
- 小さく場所を取らない
平型回転タイプのデメリット
- 餌が詰まりやすい
- 2~3日分のストックしかできない
- 種類がストッカータイプより少ない
こちらも商品によって多少違いは出てきますので、代表的な特徴として覚えておいてください。
電源タイプと電池タイプの自動給餌器
またキャットフードの自動給餌器には、電源タイプと電池タイプがあります。電池で動くタイプと電源コードで電気を得て動くタイプ、どちらを選ぶのがいいのでしょう。
これもメリットとデメリットで見てみましょう。
電源タイプのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・日常の中で急に切れることがない | ・災害時、電気が止まると与えられない |
・豊富な機能が付いている物が多い | ・コードを猫がかじってしまう可能性がある |
電池タイプのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・コンセントを指す場所がなくても使える | ・電池が切れたら与えられない |
・災害時や電気が通らない場合にも与えられる | ・普段から動作チェックしなければならない |
どちらにもメリットデメリットがあるので猫や自分の目的に合わせて使い分けましょう。
また普段は電源コードで災害時のみ電池に切り替わる両刀の優れもの自動給餌器も登場しています。
スマホと連動できる自動給餌器が話題!
ここ最近スマホと連動する自動給餌器が話題になっています。
自動給餌器とスマホを連動させることで、
- カメラ機能
- 音声機能
- 給餌操作
自動給餌器のカメラから自分がいない間の猫の様子を確認することができたり、音声を届けることも可能です。また、スマホでキャットフードを与える操作ができたりと、本当に家で猫にキャットフードを与えているような感覚に近づいてきています。