キャットフードの副食とは?どういう意味と種類があるのか
キャットフードには総合栄養食、カリカリ(ドライフード)、一般食、目的食、療法食、おやつ、おかず、猫スープなど種類によって、呼ばれ方は様々です。
その中でわかりにくい物として挙げられるのが「副食」だと思います。この記事では副食とはどのようなキャットフードをいうのか、種類や意味、与え方などをご紹介したいと思います。
キャットフードの「副食」とは
副食とは、主食とともに食べるもののことを言います。そのためキャットフードの場合、猫用ふりかけやおかずなどを指します。
特定の栄養やエネルギーを補給するために使われる副食は「一般食」とも呼ばれたりします。一般食もまたおかずなどによく表示されており、副食と一般食の違いははっきりとはなく、曖昧なところではあります。
キャットフードの種類
キャットフードの種類をおさらいすると、
- 総合栄養食
- 間食
- その他の目的食
と分けることができます。
総合栄養食
この中で総合栄養食は、毎日それだけを猫に与えても健康に過ごせるキャットフードのため、栄養バランスや配合率なども考えられています。総合栄養食と言えばドライフードを考える人が多いですが、ウェットフードの総合栄養食もあるので総合栄養食=カリカリというわけではありません。
間食
間食は猫にとっての「おやつ」と考えて問題ありません。食事と一緒に食べるというよりは、おやつの時間に飼い主さんと触れ合いながら楽しくおやつを食べるといった目的が多いので、栄養よりも味や風味、嗜好性を重視しています。
その他の目的食
最後のその他の目的食に、副食などが含まれるのですが、その他の目的食にはいくつか種類があるため、下の項目で改めて解説したいと思います。
キャットフードの「その他の目的食」
キャットフードのその他の目的食とは、
- 副食(一般食)
- 療法食
- 栄養補助食(サプリメント等)
などが含まれています。
副食
副食(一般食)は上でも説明したように、主食と一緒に与えられるおかずやふりかけのようなタイプの商品です。
主食(総合栄養食)ありきなので、副食もまた嗜好性や猫の食いつきを重視した物が多いです。
療法食
療法食は特定の病気や症状に対する食事療法を行うためのキャットフードです。腎臓、肝臓、心臓、糖尿、尿路結石、アレルギーなど様々な病気や症状に対応しています。
療法食と聞くと、動物病院から処方されると思う方もいるかもしれませんが、療法食は動物病院でなくても手に入れることができます。
獣医さんや動物病院がおすすめする療法食をそのまま購入することも多いですが、自分でどの療法食が最善か検討しながら探すこともできます。
栄養補助食
最後に栄養補助食は、特定の栄養を多く配合しています。猫に必要な特定の栄養素を補助できるので、猫にとって足りない成分がわかっているなら便利な商品です。
栄養補助食として一般的に知られているのはサプリメントなど。犬や猫などペットの栄養を補助するサプリメントも続々登場してきているので、知らなかったという方はぜひ見てみてください。