キャットフード比較情報サイト。安全なキャットフードを探そう

猫の年齢に合わせたキャットフードとは?キトン、成猫用、シニア用について

catfood

子猫用キャットフード「キトン」

生まれてすぐは母猫の母乳で育てるのが一番ですが、万が一人の手で育てる場合には子猫用ミルクを使用します。歯もまともに生えていない子猫はドライフードを食べることができないので与えることができません。

それから離乳する時期に合わせ、子猫用のドライフードでキトンとも呼ばれるキャットフードを水やミルクでふやかして少しずつ与えます。

3ヶ月から半年も過ぎればドライフードだけを食べるようになります。

猫種にもよりますが、生後1年までは成長するために成猫よりも多くの栄養が必要なので、成猫よりも高カロリーで栄養素も豊富な子猫用のキャットフードを与えてください。

メインクーンなどの大型猫の場合は3年かけて大人になるともいわれています。猫種に合わせて与える期間は様子を見るようにしましょう。

関連記事:月齢別、子猫へのキャットフードを与え方

成猫用キャットフード

成猫用はインドア、肥満用、毛玉排出用、猫種別など多くの種類にわかれています。

最も人気のあるものはただの成猫用やインドアです。また、去勢・避妊をした猫は太りやすいため、去勢避妊した猫用といった種類も用意されています。

子猫とは違い、成猫は成長が落ち着き、毎日の生活するエネルギーを補充しながら、病気などにも気を使った栄養素が必要になります。消化吸収率が高く、良質なたんぱく質を含んだキャットフードで、尿路結石などにも配慮されたキャットフードを選ぶといいでしょう。

老猫用キャットフード「シニア」

老猫に合ったキャットフードは「シニア」と言われています。

猫も歳をとるにつれ、体を動かす時間が減っていきます。その分筋肉量も減り、消費カロリーが減りますので、やや低カロリーになっています。自然と食べる量も減っていきますので、栄養面でのサポートも必要です。また消化機能も成猫に比べ衰えてきますので、消化しやすい成分で作られていることも特徴です。

最近は家猫の寿命がぐんと伸びてきています。医療の発達や、ペットフードの品質向上によるものです。これによって一般的に老猫の初めといわれる10歳から、さらに10年以上生きる猫もいるほど、10歳からの生活は長いものになってきました。

現代の医学、栄養学から考えると猫の10歳は昔よりずっと若いかもしれません。いかにケアして長生きしてもらえるかを一生を通して考えてみましょう。

関連記事:シニア用キャットフードとは?老齢猫の体に合わせた成分バランスのキャットフード