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短毛種と長毛種の猫の違いと特徴、代表的な猫をご紹介

様々な猫を見ていると、まったく毛がない猫から体のラインが分からなくなるほど毛で覆われた猫など、同じ猫でも猫によって毛の長さが全く違うことが分かります。

それは猫には「短毛種」「長毛種」という種類があるからです。そしてこの短毛種と長毛種では、毛の長さ以外にもいくつか違いや特徴があります。

それでは短毛種と長毛種それぞれの特徴を見ていきたいと思います。

短毛種の猫の特徴

毛が短い短毛種の猫は、体のラインが分かりやすくツルッとしたスレンダーな猫を想像する人も多いと思います。日本猫の数も短毛種の猫が圧倒的に多いです。毛並みのなめらかさに虜になってしまう人もお多いのではないでしょうか。

短毛種は長毛種に比べて大人になるのが早く、発情期や出産が始まる時期も生後6~9ヶ月と長毛種よりも早い傾向にあります。

【性格】短毛種の猫はどんな性格?

短毛種の猫は、活発で賢く元気な猫が多いようです。猫じゃらしなど野生の狩りを思い出すようなおもちゃでもよく遊びますし、様々な物に興味を示し積極的に向かっていく傾向があります。

1匹でも行動しますが他の猫とも行動しますし、懐いた人間には自分からすり寄って甘えたりもします。

【お世話】イタズラや脱走に注意

短毛種の猫は活発で賢くさらにスルスルとよく動き回るので、イタズラをして何か壊してしまったり、自分でドアを開けて他の部屋に入り込んだり、ちょっとした隙間から家の外に脱走してしまう可能性があります。年齢が上がると落ち着きが出て体力が無くなるのでそのようなことは減りますが、元気で活発なうちは注意しておく必要があります。

しかし短毛種の猫は毛が短いので長毛種の猫に比べて抜け毛が目立ちにくく、ブラッシングも毛繕いで間に合うので年に数回程度とそう頻繁にする必要はありません。ブラッシングや掃除が楽なので、世話はしやすいと感じるかもしれません。

【代表的な猫種例】

などが短毛種の猫に分類されます。日本猫の定番、三毛猫も短毛種です。また毛が全くないことで知られるスフィンクスも短毛種に分類されます。

長毛種の猫の特徴

短毛種とは反対に長い毛を持つ長毛種の猫は体が長い毛に覆われているので、大きくどっしりとした印象の猫が多いです。外国の猫というイメージが強いですが、掛け合わせによって日本猫にも長毛種の猫が増えてきています。暖かく抱き心地やもっさりとした優雅なところに惹かれる人も多いと思います。

長毛種の猫は大人になるのが短毛種より遅く、発情期や出産が始まるのは生後12ヶ月(1年)くらいからです。

【性格】長毛種の猫はどんな性格?

長毛種の猫は利口でおっとりとした静かな猫が多いようです。短毛猫のように素早く大きな動きをすることは少なく、気に入った場所でのんびり過ごしています。

基本的に1匹で思うままに行動することが多く、おっとりしていますが自分のテリトリーへの侵入には厳しいようです。人間とも近すぎず遠すぎずのほど良い距離をとるのが上手で、ベタベタつきまとうことは少ないようです。

【世話】抜け毛の掃除やブラッシングは頻繁に

長毛種の猫は短毛種に比べて、抜けた毛がたとえ同じ本数でも長毛種の猫の抜け毛の方が目立ちます。また長毛種の猫はブラッシングやシャンプーも定期的にする必要があり、忙しい飼い主さんにとっては日常的な世話が大変だと感じるかもしれません。

静かで大人しく沢山遊んであげなくてもストレスが溜まることは少ないので、落ち着いてゆっくり過ごしたい人にとっては静かな空間を一緒に楽しめます。また短毛種よりもイタズラされることは少ないので大切な物も気にせず飾れたりインテリアにこだわったりもできるでしょう。

【代表的な猫種例】

などが長毛種の猫として有名です。優雅で上品な雰囲気になる美しい毛並みがやはり人気のポイントになるようです。

性格は猫種や猫それぞれによっても変わります

いかがだったでしょう。すでに猫を飼っている人の中には「うちの猫は短毛種だけどこの性格には当てはまらないな…」という人もいるかと思います。性格はあくまで傾向ですので、血液型占い程度にお考えください。猫種や猫それぞれでも性格が変わってくるので、「うちの猫はこんな性格!」というのをぜひ猫と関わる中で見つけていってください。